- 成功ノウハウ
人生で一番やってはいけないこととは?
2023/02/21
社長ブログ
2023/02/21
皆さん、こんにちは。
株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長の佐藤剛(サトウゴウ)です。
皆さんは、
人生や人間関係で1番やってはいけないこと
ってなんだと思われますか。
それは・・・、
『思い込み』や『決めつけ』
などの先入観で物事や相手を見ることです。
『素直』の反対語は『先入観』。
今回は当社で一番大切にしている
“素直”の反対語である
人の持つ“先入観”についてお話しさせていただきますね。
突然ですが、皆さんは
過去に嫌な記憶や思い出はありますか。
誰しもが自分にとって
嫌な経験はあるのではないでしょうか。
『そんな過去には戻りたくないな』
『また同じ嫌なことが起きたらどうしよう』
などといって過去の嫌な経験から
目を背けてはいませんか。
もし本当に皆さんが幸せになりたいなら!
過去の経験と向き合うことが大切です。
なぜなら、過去の経験を自分がどう捉えるかで
その思い出が良くも悪くにもなるからです。
多くの人は過去の出来事から物事を判断します。
その経験から『思い込み』や『決めつけ』などといった
固定観念・先入観が生まれてくるのですね。
例えば、
過去に変わった異性と付き合っていて
辛く悲しい嫌な思いをした。
だから、その経験から今後は
異性には気を付けなくてはと注意深く思うようになった。
ということは、
過去の変わった異性と付き合っていた経験があったからこそ
そこで学び、異性に対しての見る目が養われた訳ですよね。
そのように思えたらいかがですか。
自分の目の前で起きた過去の経験に対して
何ごとも学びでありがたいと感謝できたら
嫌だったことも良い経験に変わるのではないでしょうか。
ところが、過去の経験を
『あー。あんな嫌なことがあったな』と
ネガティヴな経験に捉えていると
自分が苦しくなり幸せが遠ざかりますよね。
実は、自分の過去の捉え方によって
自分の未来が変わるのですね。
人の幸せをはたから見て嫉妬したり、
うらやむことが一番楽で簡単なことで、
自分が幸せになるということは、
過去のネガティブな経験を頭の中で
ポジティブに変換する努力が必要になるということです。
不幸だと思うことは楽な捉え方で
幸せに思うこと方がちょっと大変なことなのですね。
まさに、人生の質は自分の捉え方の質で
決まってくるということです。
一般的には、
『過去は変えられないけど、未来は変えられる』
と言いますが、私は
『過去を変えられるからこそ、未来を変えられる』
だと思っています。
ところで、最近このようなことがありました。
とあるwebサイト制作会社の営業の方と
こんなやりとりがありました。
——-
WEB会社営業:
『より多くの人に知ってもらうためには
新しいWEBサイトが必要ですよね。
WEBサイト制作費には50万円、加えて、
毎月のサイト運営管理費に20万円が必要になります。
但し、WEBサイトを上位に表示するのはgoogleのAI次第で
最低でも3~6ヶ月くらいはかかりますが、
いつ上位表示されるかは保証できません。』とのこと。
私:
『では、新しいWEBサイトがいつ上位掲出できるか分からないのに
制作費用50万円と毎月の固定管理費20万円を支払うクライアントに対して
御社はいったいどのように考えているのか考え方を聞かせて欲しい』
と質問しました。
すると、
WEB会社営業:
『それは無理ですよ。今までに値下げなどしたことないのですから。』
——-
皆さんならこのやりとりについてどのように感じますか。
質問と答えの話が噛み合っていないことが分かりますよね。
ではどうしてWEB会社営業の方は
そういった返事になったのでしょうか。
『過去に高いと言われたことがある』
『過去に安くして欲しいと値切られた経験がある』
『とにかく自分の売上を上げたい』
などの可能性が考えられませんか。
これは全て、
自分目線になっている結果なのではないでしょうか。
私は営業の方の返答の後、
『検討させていただきます』といって
その場をすぐに後にしました。
この営業の方の返答は
過去の経験から出てきた決めつけや思い込み、
いわゆる先入観で受け答えしているのではないでしょうか。
過去の経験から勝手な思い込みや決めつけ、
【自分目線】で目の前の人を見ているからこそ
話が噛み合っていないのですね。
話が噛み合わないとき、
皆さんならどう思いますか。
ほとんどの人が
『この人はちゃんと人の話を聞いてくれない人なんだなぁ』
と感じます。
だからこそお客様が言ったことに対して
しっかりと素直に向き合うことが大切なのですね。
そう、お客様のあるがままの姿を
受け取れる力が求められます。
お客様が言ったことに対してあるがままを受け止め
伝え返すことが人間関係作りにはとても大切です。
実は、話が噛み合わない先入観は、
自分自身の『負け癖』から始まります。
この『負け癖』とは
過去の失敗などの嫌な経験を引きずるということですね。
過去の嫌な経験をリセットできずに
『自分目線』を引きずり続けることが
相手に対しての決めつけや先入観に繋がるのです。
では、そのようにならないためには
どうしたら良いのでしょうか。
それは『自分目線』ではなく
『相手目線』で物事を捉えることです。
では、先ほどのWEB会社の営業として
『相手目線』でお客様の役に立つことを考えると
受け答えはこう変わるでしょう。
『その部分についての不安は理解できますので、
一緒に考えてみましょう』
『御社のお気持ちを察すると最善策を
考えさせてもらいたいので少しお時間いただけませんか』
たとえばこんな風に返答できれば
『この人に任せてみようかな』
『信じてみようかな』
となるのではないでしょうか。
人生について考えたとき
自分目線で物事を見ていても
上手くはいかないと思います。
では、いったいどんな人の努力が報われるだろうか。
どういう人が幸せになれるのだろうか。
それは、目の前の人や今いるお客様、
隣の人を大切にすること。
その大切にするとはどう意味なんでしょうか。
それはただ1点、
【人の役に立つこと】だと考えられます。
しっかりと目の前の人と向き合い、
どうしたらお役に立てるのかを考え
明るい未来のサポートさせていただくことが大事なのです。
そして相手の役に立つためには、
それは過去の経験からの思い込みや
決めつけなどの先入観で見ないことです。
そうすれば、嫌な過去も変えることができる。
過去を変えることができたら、未来も変えることができる。
皆さんもこのブログを機会に
ぜひ明るい未来に向けて
『思い込み』や『決めつけ』を無くし
過去に縛られない人生にしていこうではありませんか。
私はいつも皆さんの明るい未来を応援しています。
株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長/CEO
佐藤 剛 (さとう ごう)
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