- 人材育成
未来の自分を守る「賢さ」とは?
2025/04/30
社長ブログ
2025/04/30
皆さん、こんにちは。
株式会社フューチャーブレーン 代表の佐藤剛です。
今日は、私が最近感じた“危機感”と、そこから導き出した「本当に身につけるべき力」についてお話しします。
◆ たった20年で、世界は劇的に変わった
皆さん、想像してみてください。
人類がこの日本列島に暮らし始めてから、およそ4万年。
でも、2000年からのわずか20年で、
人類はかつてないほどのスピードで進化しています。
たとえば、携帯電話。
かつてはショルダーバッグのような大きさだったのが、
今やスマートフォンで世界中と繋がれる。
ロボットやAI、SNS、リモートワーク、仮想通貨(デジタル通貨)
社会も、働き方も、人間関係さえも、
この20年で一変したと言っても過言ではありません。
◆ あなたは「未来の自分」を守る準備ができていますか?
では、質問です。
あなたは5年後、10年後の未来に備えていますか?
最近よく目にするSNS広告には
「楽して稼ぐ」「在宅で月収100万」「すぐに自由になれる」
といった言葉が並びます。
でも私は、こう問いかけたいのです。
「その仕事は、ロボットやAIがもっと普及した未来にも残るのか?」
「そのスキルは、あなたを食べさせていけるのか?」
“楽して稼ぐ”という選択をすると、
一番大切な「成長する力」「考える力」「乗り越える力」が育ちません。
◆ タイで聞いた「日本人のイメージ」に衝撃を受けた
私の知人が最近、タイに移住しました。
その彼が話してくれたことに、
私は大きなショックを受けました。
「昔のタイでは、日本人=お金持ち、チップをはずむ人だった。
でも今は、現地の人が利用する格安バスに
タイ語に加え他国の言語は“日本語だけ”が表記されている。
つまり、“お金がない外国人”と見られている
という可能性があるということなんです!」
日本は世界で最も古い国。
建国約2,700年の歴史と伝統のある素晴らしい国。
つまり、
かつて世界に誇った「日本人の価値」が、
今では下がってきているという事実。
この話を聞いて、
私ははっきりと危機感を持ちました。
そして同時に「だからこそ今の若い人たちに伝えなければ」
と思ったのです。
◆ 未来を生き抜く「賢さ」とは?
あるとき、社員の一人がこう言いました。
「勉強は得意じゃないけど、賢くなりたい」
私はその時、こう答えました。
「賢さとは、視野の広さだよ」と。
するとその社員は、
「自分は視野が狭いから…」と落ち込みかけました。
でも、私はこう伝えました。
「視野が狭くていいんだよ。
大切なのは“視野を広げようとする姿勢”なんだから」
◆ 視野を広げる一番の方法
それは、
自分より結果を出している人=上司や先輩に
素直に報告・連絡・相談すること。
報告は「教えてもらう」ためにあるのではありません。
相手の視野・思考・判断を“盗む”ためにあるのです。
その時に、最も大切なことが一つあります。
それは、
やり方(How)だけを真似するのではなく、
考え方(Why)を学ぶこと。
“あの人はなぜ、そう判断したのか?”
“なぜ、その順番でやっているのか?”
“なぜ、その一言を添えているのか?”
その「思考」にこそ、未来を生き抜く“賢さ”があります。
◆ まとめ:一緒に、この国と会社を良くしていこう
私は、本気で思っています。
日本を変えたい。
業界を、そしてフューチャーブレーンを、
本物の力で溢れる会社にしたい。
だからこそ、皆さん一人ひとりに伝えたい。
「楽な道」ではなく、
「価値ある道」を選び続けてください。
「目の前の作業」ではなく、
「未来の自分」に投資してください。
一緒に、未来を切り拓いていきましょう。
株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長/CEO
佐藤 剛
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