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成功したかったら真逆です! 魅力的な人が共通して身に付けているものは?

2021/05/18

皆さん、こんにちは。
株式会社フューチャーブレーン
代表コンサルタントの佐藤剛(さとうごう)です。

今回は、お客様はもちろん、
一緒に働く先輩・後輩など
人と関わっていく中で、
魅力的な人が身につけているマナーについて
お話しさせていただきます。

皆さんは、「マナー」と聞いて
どんなことを想像しますか?

幼稚園や小学生の頃を思い返してみると、
先生に大きな声で
元気よく「はい」と挨拶をしたり、
「いただきます」「ごちそうさま」など
クラス全員で声をそろえて言っていませんでしたか?

また、大人になってからも、
名刺の渡し方などのビジネスマナーや
レストランでのテーブルマナーなど、
私たちの周りにはたくさんのマナーがあふれています。

そんなたくさんあるマナーの中でも、
魅力的な人が身につけているマナーについて
考えてみましょう。


皆さんは普段生活する中で、
「こういう人はあまり得意じゃないな」
「こんなお客様とはうまくコミュニケーションが取れなかった」
など、
苦手意識を感じる人っていませんか?

たとえば、
―聞く耳をもたない人
―愚痴ばかり言う人
―言い方がキツい人
―不愛想で反応がない人
など、
皆さんひとつは思い浮かぶのではないでしょうか?

では今度は、
この“苦手な人”の真逆、
つまり“素敵で魅力的に感じる人”は
どんな人かを考えてみましょう!

上記の苦手意識を感じる人たちの特徴を
言い換えてみると…

―聞く耳をもたない人
⇨人の話に耳を傾けられる人

―愚痴ばかり言う人
⇨不平不満を言わず感謝で溢れている人

―言い方がキツい人
⇨品があり思いやりのある人

―不愛想で反応がない人
⇨愛想が良く周りから好かれる人

いかがでしょう、
どれをとっても魅力的な人の特徴になりましたね。

このように言い換えてみると、
【苦手な人】と【魅力的な人】との
決定的な違いが見えてきます!

勘の鋭い方ならもうお分かりだと思いますが、
この違いこそが、
『マナー』がある人なのか、ない人なのかです。

では、これらのマナーを身につける、
つまり、
周りから好かれ感動される人になるためには、
どんな考え方が必要なのでしょうか。

相手から【苦手な人】と思われるのではなく
【魅力的な人】だと思われるような人になるためのコツを
もう少し詳しくお伝えしていきますね。

わかりやすく、こんなたとえ話に例えてみましょう。
ぜひ想像しながら、考えてみてくださいね。

あなたは、ある日雇い主から、
10万円のお給料で、
20㎏の重い荷物を背負って
富士山の頂上まで登ってほしいと頼まれました。

20㎏というと、お米2袋分、
また、7歳くらいの子供を1人、
ずっと抱えているようなイメージです。

想像しただけでもかなり大変そうでしたが、
10万円を使ってやりたいことがたくさんあったので、
あなたはこの仕事を引き受けることにしました。

いよいよ富士登山の当日。
登り始めてすぐは、
お給料を自分のために使って、
どんな美味しいご飯を食べて、
好きなものをどれだけ買おうかと想像しながら
順調に上っていましたが、

しばらくすると、
お腹もすいてきた…
荷物が重くて全身の疲労感もひどい…
急に天候も悪くなって足場も悪く大変…

こんな状況になったら、
あなたはどんな気持ちになりますか?

「こんなに大変ならもうやめたいな」
「もう荷物をおいて諦めようかな」
きっとそう感じる方が多いですよね。

そう思っていた矢先!
たまたまあなたととても仲のいい友人が、
自分の後方から同じ20㎏の荷物を背負って、
上ってくるのが見えました。

もう諦めかけていた時だったので、
あなたはとても嬉しくなって、
その友人に声をかけて、
一緒に登ろうと誘ってみることにします。

「おーい!あなたもこの大変な仕事を任されたんだね。
二人でおしゃべりなどしながら楽しく一緒に登らないかい?」

と声をかけたあなたでしたが、
友人はとても有意義な様子で、

「ごめんね!急いでいるから先に行くね!」と
とても軽い足取りで、
いそいそとあなたを追い抜いていきました。

そんな友人の軽快な足取りをみて、
『きっと私よりももっとお給料をもらえたんだな…?』
と思ったあなたは、友人に尋ねてみます。

「いったいどれだけお給料をもらえたの!?」

すると、その友人はこう答えました。

「お給料なんてもらってないよ。
実は、この荷物は全部飲み水なんだよね!
頂上で喉をからして私を待っている人がたくさんいるから
急いで届けてあげたいんだよね!」

このたとえ話を聞いてみて、
あなたとこの友人の違いは、
何だったと思いますか?

私は、この違いこそが、
【苦手と思われる人】と【魅力的と思われる人】の
考え方の違いだと思っています。

それは、
言動の軸が自分なのか、他者(相手)なのか
ということです。

自分のために山を登っていたあなたは、
大変さに耐えきれず、
途中で投げ出して諦めたく
なりませんでしたか?

もしかしたら、
こんな仕事を頼むなんてひどい!と
お金をもらっているにも関わらず、
あなたの雇い主のことを、
悪く不平不満を言っていたかもしれませんよね。

一方、友人はどうでしょう?
登山のモチベーションは、
自分のためではなく、
自分以外の頂上で困っている人のためでしたよね。
だから、
早く届けてあげたいと
諦めたり投げ出すこともありませんでした。

皆さんも、
自分のためだけよりも、
家族や友人やお客様など、
大切な自分以外の誰かのためにと思ったほうが、
より一生懸命頑張れたり、
途中でやめられないと責任感が生まれたりするなど
最後まで続けられた経験はありませんか?

実は、
途中で投げ出さずに
目標を達成して成功を収めるには、
自分のためよりも、
自分以外の誰かのためと考えたほうが、
実は数倍も何倍もラクなのです!

自分のために頑張ったほうが
上手くいくと思われがちですが、
実は成功の秘訣は、真逆なのですね。

そう、成功したかったら、
真逆の思考のことが多いですね。

成功者が少ない理由はそこにあります。

皆さんのまわりには、
魅力的な『マナー』の達人はいますか?

思い浮かんだその方のことを、
一度じっくり観察してみてください。
きっとその方の言葉や行動は、
“自分目線”ではなく
“相手目線”にあふれていると思います。

私自身も、相手にされて不快に感じることを、
自分がしていないだろうかと、
いつも俯瞰的に見ることを意識しています。

そして、
学ぶは真似ぶ(まなぶはまねぶ)です!
いわゆる「学ぶは真似る」です。
ぜひ、身近にいる「マナー」の達人の真似をして、
誰かのために行動できる
魅力的なマナーの達人を共に目指しませんか?

誰もが憧れる素敵な紳士・淑女を目指して。

FEEL THE FUTURE!

FEEL THE FUTURE BRAIN!


(当社社員もマナーの達人を目指しています!)

株式会社フューチャーブレーン

代表取締役/CEO  佐藤 剛