今日は、新入社員や2年目、3年目のみなさん、そしてこれから仕事を本気で頑張っていこうとしているすべての方へ、どうしても伝えたいことがあります。

それは──
「設定された自分で生きることが、成果と成長を引き寄せる」という考え方です。

◆ “ありのままの自分”では、仕事のプロにはなれない

よく「自分らしく働きたい」という言葉を耳にします。
その想いは大切にしたいですが、サービス業という“お客様の期待に応える仕事”では、それだけでは限界があります。

なぜなら、
「今のままの自分」では、お客様に満足していただけるとは限らないからです。

たとえば──

「私は人見知りなので、声が小さくなってしまいます…」
「もともと表情が硬いんです…」

これを“仕方ない”で済ませてしまえば、お客様にとってはただの“冷たい接客”になります。
自分では一生懸命でも、お客様に伝わらなければ意味がないのです。

◆ 成果を出す人は、“自分を設定している”

売上を上げる人、感謝される人、ファンの多い人には、ある共通点があります。

それは、
「こういう自分でいよう」と“自分のあり方”を毎日設定していること。

✔ お客様に安心感を与える“空気感のある人”を演じる
✔ 売上No.1の自分になりきって接客する
✔ プロとして、お客様の理想に応える“自分像”を持って行動している

これは「嘘をつく」のではありません。
未来の理想の自分に近づくために、今日の自分を意識して演じるという“プロの技術”です。

◆ 俳優も、アスリートも、“なりきる”からプロになれる

一流の俳優が役になりきるように、
一流のアスリートが試合前に“勝利する自分”を思い描くように、

プロは、結果を出すために「自分を設定」します。
だからこそ、想像以上の成果を出せるのです。

これは、接客や施術の現場でもまったく同じです。

◆ 毎日、どんな自分を降臨させるか？

弊社では、今後すべてのスタッフに「今日の自分はどんな役割を演じるか」を意識してもらいたいと考えています。

たとえば──

• 「今日は、お客様を癒す“安心・安全のプロ”として1日を過ごす」
• 「今日は、笑顔と会話で信頼を築く“カウンセラー役”を演じてみる」
• 「今日は、口コミNo.1の自分として、自信を持って行動してみる」

こうして“どんな自分を演じるか”を朝に意識するだけで、表情も言葉も、自然と変わってきます。

最初はぎこちなくても構いません。
意識し、演じることで、あなたは“今の自分”を超えていけます。

◆ 「設定＝理想の自分に向かう宣言」

最後に伝えたいことがあります。

“設定された自分”で働くことは、自分の可能性を引き出し、人生を変える第一歩です。

不安や迷いがあるのは当然です。
でも、今のあなたにできることは、「なりたい自分」を先に決めて、そこに向かって動くことです。

そして、いつか気づくでしょう。
演じていたつもりのその姿が、本当のあなたになっていることに。

さあ、今日もあなたの舞台が始まります。
誰を降臨させるかは、あなた自身が決めるのです。

理想を目指す皆さんを私はいつも応援しています。　Don’t stop Beｌievin` 自分の未来を信じて。

株式会社フューチャーブレーン代表
佐藤剛